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由布院倶楽部☆鏡開き♪
2023/01/01
明けましておめでとうございます。令和5年がスタートしました。本年もよろしくお願い申し上げます。今日は、フロント前にて鏡開きを催しました♪

「西の関」を醸す萱島酒造の蔵は、大分県北東部にある国東半島の東側に位置しています。
海に面している国東半島は、山の恵みだけでなく、サワラやタイ、タチウオ、タコ、カキ、ワカメなど、新鮮な魚介類の産地としても知られています。日本酒「西の関」は、地元の人が日常的に口にする食材を使った料理と、よく合うように造られた、国東を代表する地酒なのです。
「西の関」に使われている仕込み水は、日本酒造りに不要な鉄分などの成分が入っていない、やや軟水で、軽やかでやさしい甘味のある水です。国東半島に降る雨が中央山岳地帯に浸み込み、水脈となった水を、地下約80メートルから汲み上げて使用しています。

原料米には、地元産の米が約6割使用されています。品種は「吟のさと」「ヒノヒカリ」のほか、福岡県産や兵庫県産の「山田錦」、広島県産の「八反錦(はったんにしき)」なども使われています。旨口を基本とする「西の関」の味わいは、こうした原料から生み出されています。
「西の関」は、日本酒の味の要素である甘味・酸味・辛味・苦味・渋味が一体となって調和している「五味一如(ごみいちにょ)」の「旨い酒」をめざして醸されています。

また、約7割は地元で消費されるという、正真正銘の地酒「西の関」。「旨味がなければ日本酒ではない」という信念を持つ現5代目蔵元の萱島進氏は、淡麗辛口ブームにあっても揺らぐことなく、地元の食材で作った地元九州の強い味の料理を引き立てる、旨口の「九州型日本酒」を造り続けています。